心臓にエネルギーを供給する動脈

心臓にエネルギーを供給する動脈

心臓は1日に約10万回拍動し、生涯休みなく働 くポンプです。このポンプを動かしているのが、冠動脈(冠状 動脈)です。心臓が動いているのは、心臓の筋肉である心筋があるためですが、心筋に血液を送っているのが冠動脈という血管。ここから心筋を動かすた めのェネルギー(酸素と栄養)が供給されるわけで す。常に動いている心臓には、他の臓器よりも多く の酸素や栄養が必要です。

冠のような形をした動脈なので、冠動脈と呼ばれていますが、もしもここに異変が起これば、心臓が働かず、うまく血液を送り出せなくなることで、心臓自体はもちろん、全身のあらゆるところに異常をきたします。冠動脈の疾患のうち代表的なものは、狭心症と心筋梗塞です。

狭心症の8割は、動脈硬化が原因で起こります。血液中のコレステロールなどが血管の壁のなかに貯まって、動脈硬化を引き起こし、これによって冠動脈がせまくなって血液の流れが悪くなり、胸が締め つけられるような発作に見舞われるのです。

狭心症は、重い荷物を持ち上げたりする、会議で緊張したやりとりをする、などで、心臓に急な負担がかかったときに起こる「労作性狭心症」のかたち で発症することが多いのですが、重症になると、少 し動いただけや、じっとしていても苦しくなる「安 静時狭心症」となります。

また、夜中や早朝などの安静時に起こる「異沏狹 心症」もあります。なお、高齢者や糖尿病の患者では、胸の痛みが軽 かったり、全くなかったりする場合がよくあります

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